まず、CAM化までの流れを説明します。
CAM化したいパーツを用意します。

②シートメタル修正のタブの展開でパーツを展開し、曲げ穴をあけます。
展開したパーツはそのまま保存します。そしたら左のパーツのほうも展開された状態になります。

③保存したパーツをCAM化したいファイルに張り付けて並べます。この時、右上の表示でZ軸が上に来ていたほうが色々見やすくて便利です。

④製造のタブに移り、工具の設定をしていきます。管理の工具ライブラリを選択すると工具を追加できます。工具の追加には左上の新規ミル工具を選択します。

使ううちにいろいろ自分で設定を変えていけばよいでしょう。私の場合は左の画像のように設定をしています。

特別注意しておくべき点は、 ストックのタブで、z軸が当初予定していた厚さの1.5mmになっていればOKです。なってない場合は配置をし直してください。

図形のタブに移り、穴をすべて選択します。二つ隣のパスの選択に移り、複数深さをとりあえず0.1にします。閉じた後、下の画像の左下のようなものが表示されれば完了です。


⑦円形が終わったら2Dの輪郭を選択します。輪郭のウィンドウが表示されたら、工具選択し、図形に移ります。図形のタブでは下の画像のようにパーツの外形を選択します。タブというところにチェックを入れることで、パーツが飛ばないように固定ができます。パスの選択では複数深さを0.1mmに設定すればいいでしょう。次にその隣のリンクに移り、リンクでは工具退避無効にチェックを入れると切削する際工具を上げることがないので、早く切削ができます。
セットアップの円形と輪郭を選択した状態で、 アクションを選択することにより、どのように切削されるかを確認できます。
上記が終わった後、セットアップを右クリックし、ポスト処理を選択することで、ポスト処理ウィンドウが表示されます。
ポスト処理では、使いたい加工機に対応したGコードを作ることができます。例として、KitMillの場合は左を参照すればいいと思います。MDXの場合は、RolandISO等を選択します。


お疲れ様です。以上でパーツのCAM化は終了です。
1 件のコメント:
※これは私が2018年時に作成したCAMの解説になります。
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